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詩創 第36号 鹿児島詩人会議

詩創 36号 表紙
詩創 36号  目次


詩創 36号

発行 鹿児島詩人会議

2014年8月10日発行
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

詩創 34号 -鹿児島詩人会議

詩創 34号 表紙

詩創 34号 目次



詩創 34号

発行 鹿児島詩人会議

2013年12月10日発行
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

ほのお 166号

ほのお 166号

ほのお 166号 
                                  愛媛詩人会議

 河内美子「柿の冬」は冬の果樹農の労働を清々しく描く。
「今年は水圧力でと
 発動機のヒモを引く
 上がらぬ片腕をフォローしつゝ
 木くづと水滴をかぶり
 冬のねみる眠りの間にやり遂げねば
 新芽がやがて覗くまでに

 陽があたり始めると
 樹皮は白く 新生し
 今にも踊り出しそうな
 果樹の列が整然と見える(部分)」

 白石小瓶「樹を生きる樹」 
「何も母袋ない輪郭を風に去らした
 枝という枝に
 届かないはずの空を宿して(最終部分)」
 
 樹の誇りが伝わってくるようだ。
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

道標 156 2015 春

道標 156号 岡山詩人会議
道標 156号 2015 春
            岡山詩人会議
 20人の詩が掲載されている。女性が元気だ。
巻頭詩の秋山陽子「獣」は冬に生きる厳しい獣の様子を伝える。それでいて何か温かい気持ちになるのは童話風な語り口のためか。
 妹尾倫良「ディサービスの日7」
 30年ほど前に瀬戸大橋の作業員宿舎で賄いをやっていたKさん。
 「―人気のメニューは何でしたか
  ―あのね カレーと炊き込みごはんなの
  Kさんは にこっと笑顔になった(最終部分)」

 ひとには生きてきたそれぞれの歴史があり、社会との関わりがあり、それが喜び、誇りのなっていることを感じさせる。

 「坪井あき子詩文集『野に咲く』に寄せて」で、詩文集に対する各人の便りを掲載して、出版を記念している様は素敵に思えた。
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

沃野 No,596 3月号

沃野 596号 愛知詩人会議
 沃野 No,596 3月号
                         愛知詩人会議
 
十三人の詩とともに、詩集評、詩誌評。沃野合評会報告なども充実している。
竹内萌「余寒」
 「左足の傷跡が
  街路樹のくろぐろとした瘤とかさなり
  大地に張り巡らした
  根の上に立ち
  臆病な鳩みたい
  雨にふるえている
  道ばたでくすぶっていて
  春が見えそうで見えない(最終連)」 
 
 自身と自然を重ねた描写に引かれた。

 江川直美「混沌」
「再び歩き出した私は、
 全く心細かった、幼い頃の夕方を思いだし
 夜に飲み込まれてしまいそうな不安な気持ちから
 大事なものを取り戻せたような
 そんな感触で
 涙があふれそうになる前みたいに
胸が熱くなった」

 夢と幼い頃の記憶の混沌が繊細に描写されている。

 「詩よ歌よひびけ第二十一回朗読会の報告」(長谷川節子)がある。五名の初参加も含め二十五名の参加者で、詩と歌、演奏で盛り上がった様子、沃野の広がりを思わせる。
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

はりみち 第31号

はりみち 31号 はりみち詩人の会
はりみち 第31号

はりみち詩人の会



会員12名の会 女性が活躍している。
 工藤美春「送り盆の夜」「公民館にて」「餅まき」などの詩に佐久地方での暮らしぶりが生き生きと描き込まれている。

 のざきつねお「怒る音」が「ひゅうーろん」の擬音が効果的で無気味な前兆をうまく表している。

 山越敏生「戦後文学の研究(承前)サークル活動にも、視野が必要なので」「その日常の中に、短時間でも、画然と、読み書きする時間を確保しないまま、詩の会のメンバーなんかやってられないのではないか。それを訴えたい。(部分)」を胆に銘じた。
THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

夜明け 184号 群馬詩人会議

夜明け 184号 ー群馬詩人会議

夜明け 184号 群馬詩人会議

 宮前利保子「ひとり暮らし」

「竹林から食み出した 若竹を切り捨てる
 庭中 徒長した五月の若芽を
 ヘッジトリマーの音を響かせながら 選定する
 平らかに 円やかに 刈り込まれた庭を眺め
 整った植木の上に 置いていった 九条の会のチラシを読む

 傍らのガーデニングでは 背筋を伸ばし
 黄色い花芯を覗かせ 水仙が真っ白に咲いている(後半部分)」

 今井美津子「おやつ」

孫娘に呼びかける
「南部せんべいはどうかな
 小さな落花生が美味よ
 これは昔からあったんだよ
 戦場には何もなくて
 兜に水をといだ粉を入れた焼いただって
 黒あめ甘いよ(一連後半部分)」

いずれも日常の暮らしの中に平和への思いが、さり気なく書かれている。さりげなさが平和への大切さを実感させる。
 特集に「斉藤守弘詩集『戦争放棄』作品抄に詩四編と詩集に対する各人の便りを掲載して出版を記念している。


THEME:詩集・詩誌・詩に関する本 | GENRE:小説・文学 |

「北の詩人」118 北の詩人会議

「北の詩人」118   北の詩人会議

 B5版三二頁の手作りの詩誌は、詩、短歌、本の紹介、社会時評、受贈詩誌の紹介まであり読み応えがある。

「叙事詩 白石(42)小原文庫ができた―アイヌ資料図書一五〇冊― 阿部星道」では、

 「武四郎の本は漢文調で漢字はもとより候文の
 文章は難解であった
 彼は〝古文書解読サークル〟に何年も通って学んでいる
 そのけなげな努力を私は称えた」(部分)
 アイヌの人に敬意をもって研究してきた小原孝幸氏の意志を汲んで白石郷土資料室に文庫を作ったことが一〇〇行近い詩で語られている。二連の作者と小原氏のアイヌ研究をめぐるやり取りが生き生きとおもしろい。

  「『遠くへ行きたい!』 小川道子」
 
 「『遠く』へ行ってみたかった」と願った少女は母との関係で行きつ戻りつしながら
 「私は私の言葉で語り続けよう
  『遠く』へ行きたかった私が得た
  『遠く、近く』を見る目で語ろう (六連部分)」と決意する。人生・社会を見る眼の確かさが美しい。

 社会・政治に関するストレートな作品の多い詩誌だが、「寄り添って」(佐藤武)、「叶美智子さんへ」(大竹秀子)などを読むと人に対するやさしさがあふれている。だから人にやさしくない社会・政治に対する率直な物言いなるのだと納得させられる。
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「詩民」66 広島詩人会議

「詩民」66 広島詩人会議 

詩十一編とエッセーが一編。新しい書き手が加わったという。その作品は人への愛、人と人の幸せな関係を描く。

「しずかなる優しさの歌 和泉政宏」
「この永久のときめきを
 あなたへ あなたの胸の中へ
 灯す
 優しく静かなその光
 この世界 満ちた
 君がいるから
 ぼくはずっと幸せでいられる」(前半部分)

 ほかにも人とのつながりを書いた佳作が多かった。

「午後四時 母を訪ねる 大垣由香里」

 「母ははにかむように笑う
 それを見たくて
 私は柄にもなくおどけて見せたり
 聞き覚えた苦労話をばら色に塗り替えて雄弁に語りもする

午後五時までの一時間」(前半部分)母を訪ねる子の思いがほろ苦く微笑ましい。

「あなたがいたから 林ひろ」 

 「昭和二十年八月六日午前八時十五分
 爆心七五〇メートルの自宅にて祖母敏子被爆
 八月一七日疎開先にて亡くなる 享年四二歳

 (略)
 あなたがいたから 私が存在して
 子供たちが生まれ 孫が生まれ
 いまこの国で健やかに生きています
 
 どうしてあの日があったのか
 あなたは知りたかったのではないですか(後略)」
 戦争・原爆が断ち切った関係、それでも命をつないで生きて祖母を思う気持ちが胸を打つ。

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「ミモザ」28 グループ・ミモザ

「ミモザ」28    グループ・ミモザ

 詩十七編にエッセーが一編。

 「パンジー  清水美智子」

「寒さの中
 パンジーが咲いている
 パンジーは私に
 頑張って
 頑張って
 とささやいている
 自分も寒いのに」(全文)

 巻頭の短詩二編のうちの一編。
 自分や家族・知人の病気と向き合う詩が多いが暗くならないで人を励ます声が聞こえてくる。

「若い男性の 力いっぱいの
 大音響のリズム
 精いっぱい生きている事の
 素晴らしさが伝わる ライブだった

 心臓が破裂しそうな 大音響の中で
 “生きてやる
 私は 生きてやる”と
 何度 心の中で 叫んだことか!」(生きてやる!時光梨代 後半部分)

「たどりついた終わりのすみか」(永瀬つや子)
「お召し列車」(相賀唯亜)「見えない手錠」(くにさだきみ)など現代の世界、日本の病巣を告発する詩編も鋭い。
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「筑紫野」132 福岡詩人会議

「筑紫野」132     福岡詩人会議

 草倉哲夫の評論「内田博ノート(2)」が読ませる。一九二〇年代後半、画に文学へと青春の発露を求める内田博とその友人たちの行動が眩しい。「第一章内田博の生い立ち 了」とある。郷土の詩人たちを掘り起こし光を当てる労作の今後に期待したい。
 川柳を一人の作者が九句。なかから「一日が未完で終わる感謝する」(村田千代子)微苦笑のなかに明日の希望を思わせる。詩とは違う笑いと趣に立ち止まる。
 詩は十三編。老夫婦の買い物風景を描いた「暮らしの情景~其の四~連れ添う 三牧亨」がしみじみさせる。

「野菜コーナーで黄色く熟れたマクワウリ
 連れ合いに声がはしる
 うなずきが戻ってくる
 ニコッと老夫の目や頬がゆるむ」(部分)

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洲史(しま ふみひと)

Author:洲史(しま ふみひと)
詩を書いています。
「学校の事務室にはアリスがいる」「小鳥の羽ばたき」と詩集を2冊出しました。
詩人会議 横浜詩人会議 九条の会詩人の輪などに参加。
今は自由人です。一人の人間としての日常もアップできたらと思います。

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